患者さんにとってインプラントの価格ほどわからないものはないでしょう。
15万円で全部できる歯医者があるのに、1本60万円というところもあります。
なぜこんなに違うのでしょうか。それでも、HPをたくさんご覧の方はだいたい40〜45万円ぐらいが相場と感じていることでしょう。
インプラントをお使いの方は、インプラントが、ブリッジよりも入れ歯よりもよく噛めて、いろんな意味で不満のない「歯」であると感じているでしょう。
審美的にも機能的にもあるいは心理的にも、本来の「歯」と同等以上の価値を持つならば、「歯」と等しい「代金」であるのは当然です。
モノの代金はその「価値」と等しいはずです。
総義歯(14本分)が30万円ということは、1本あたり2~3万円程度の「価値」しか持っていないと言えます。
それは審美的にも機能的にも心理的にもです。クラウン(上部構造)は天然歯と同等なキレイさと丈夫さを持てば100%の価値を持つといえるでしょう。
ほぼ100%条件を満たすセラミックスクラウンが1本10〜15万円です。クラウン(上部構造)はインプラントでも同じです。
それでは、クラウン代以外の30万円分はどういう意味を持つのでしょう?これは見えない部分、つまり歯根である骨の中の「歯」がキチンと機能することの代金です。
歯が痛みなく長期に機能するためには正しい治療がされなくてはいけません。この「歯根」の治療代金がアメリカの歯内治療(歯の神経の治療)専門医では30万円(大臼歯)なのです。悲しいかな日本の保険では1万円程度・・・。
日本人の歯はアメリカ人の1/30の価値しかないのでしょうか???保険治療の批判はしたくありませんが、この異常な低価格が無意味な治療を引き起こし、多数の根尖病巣(歯の神経の病気)を産み出し、将来抜歯せざるを得ない価値の低い歯にしているのではないかと思います。
これらの費用を総計してインプラント治療の費用は算出されます。それが40万円あたりが相場というわけです。ここを間違えないようにしないと、聞いた額と違う、というトラブルの元になります。
費用については最も気になるところですから、事前に歯科医にしっかり確認しましょう。
インプラントは上部構造(クラウン)、インプラント本体と上部構造をつなぐ維持装置(アバットメント)、インプラント本体の3つの構造からできています。
治療 計画立案の段階では細部まで決定不可能ですので、単独歯で セメント合着+メタルアバットメントの場合は上部構造にか かわらず一律35万円(消費税別)とさせていただきます。
できる限り白いモノを使わせていただきますが、空間不足など の場合はメタルとなる場合もあります。加算費用が発生する場 合もありますので、あしからずご了承ください。(消費税別)
メーカー |
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STRAUMANNやZIMMER など症例に応じて使います。 |
種 類 | イメージ | 金 額 | |
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セラミック クラウン合着用 |
¥+30000 部品代含む |
前歯、小臼歯部など審美性が必要な場合はジルコニア製ア バットメントが望ましいです。 | |
ネジ止め用 | 個別相談 | 厚みが無く合着では維持できない場合や可撤性を希望する 場合。上部構造がハイブリッド前装、ゴールドのみ対応 |
インプラントで使う上部構造(クラウン)はCEREC emaxCAD、 LAVA ULTIMATE、CEREC Multi(前歯のみ)です。ブリッジタイプの場合は、ジルコニアブリッジとなります。 1本あたり3万 円プラスとなりますので、計画立案時に個別に御相談させていただきます。
20年前、初めてセミナーに行ったときには「チタンにはアレルギーがありません。」と教えられました。しかし、世の中に酸化チタンが多用されはじめ(日焼け止 めなど)チタンアレルギーが増えています。また、究極のメタルフリー材料ですので、電位差による被害を受けません。白く美しく安全なインプラントがジルコニアイ ンプラントです。本体から上部構造(クラウン)まで込みで45万円です。高額ですが、そのポテンシャルを考えれば、必ずしも高いとは思いません。まだ非常に新しい存在です。今のところ、埋める骨のある方のみ対応可能です。
患者さん自身の血液を原料に移植材を作り出します。
異種感染の心配がありません。
骨の少ない上顎臼歯部には上顎洞挙上術と同時に必要となる場合があります。
歯科用CTを院内に設置しています。少ない線量 で鮮明な画像が得られます。
術前の診断精度が 格段に向上しました。
セカンドオピニオンのみ御希望の場合は1万円。
CTも撮影する場合は別途2万円頂きます。
インプラントにかかった治療代は医療費控除の対象になります。
負担を軽減するために設けられた制度で、一年間に10万円以上支払った場合、所得税の一部が戻ってきます。
※ | 医療費控除は自分の医療費だけでなく、家族の医療費も対象となります。 |
※ | 薬局で購入した薬や病院に通うための交通費も医療費に含めることができ、介護老人保健施設等で受けたサービスも医療費控除の対象となります。 |
※ | 療費の領収書を失くしてしまったら、控除は受けることができません。領収書を再発行してくれない医療機関もありますので、医療費の領収書は大切に保管してください。 |
※ | 医療費控除の対象は、その年の1月から12月に支払った医療費です。 |
※ | 入院等で多額の治療費がかかった場合でも、保険会社の医療保険を受け取った場合や、高額療養費として受け取った場合にはその受け取った金額を控除した残りが医療費控除の対象となります。 |
※ | 期限は、今年の分は、次の年の2月16日から3月15日までに申告するのが基本ですが、申告は、5年前のものまで可能。 |
※ | 確定申告には確定申告書と、診療費・薬代・入院費・通院費用・医療用器具の購入・などの領収書・レシートが必要になります。 |
確定申告書に医療費控除に関する事項を記載し、医療費の領収書を添付して所轄税務署長に提出してください。サラリーマンの場合は、源泉徴収票も添付する必要があります。 通院の場合の電車・バス代も医療費控除の対象となりますが、もちろん領収書はありませんので、医療費の明細に「片道金額×乗車回数」を記載してください。
週刊朝日MOOK
歯科医選びの決定版!歯周病の「いい歯医者」リストにかとう歯科が掲載されました。
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※休診日:日・祝祭日・祝祭日のない